YAKONEKO Collection

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2004年6月

マンガのようなネコ切手シート(2)

German1968ss.JPG
前回のシートの「長靴をはいた猫」バージョンです。
これは東ドイツから1968年に発行されました。

「ブレーメンの音楽隊」より話が込み入っているので、切手だけでストーリーを読み取るのは難しいです。
お話しを知っている人なら、これはあの場面だなと判ると思います。
額面の低いものから高いものへ話が展開しています。

粉挽きの末息子は遺産相続にネコをもらいました。
ネコに長靴を買ってやりました。

ネコはトリやケモノを捕まえては王様へ献上しました。

粉挽きの末息子はネコに言われるまま、服を脱いで池に入りました。
「誰か!旦那さまを助けて~」

ネコは魔法使いの屋敷へ行きました。

ネコの口車に乗せられて、魔法使いはネズミに化けました。
ギャー

魔法使いの屋敷を粉挽き息子のものだと勘違いした王様は、粉挽き息子を娘の婿に選びました。
ネコも王族の家臣になりました。
めでたし、めでたし。

マンガのようなネコ切手シート

German1971ss.JPG
前回、「ブレーメンの音楽隊」のラストシーンを描いた小型シートだったので、今回はストーリーがわかる連刷シートをのせました。
東ドイツから1971年に発行されたものです。
額面が低い切手から高い切手へと物語が進んでいきます。

粉挽きの仕事が手伝えなくなったロバが旅にでました。
猟犬として役に立てなくなったイヌと出会いました。
ネズミを捕れなくなったネコと出会いました。
時を告げられなくなったニワトリと出会いました。
4匹で協力して……泥棒を追い払いました。
めでたし、めでたし。

ネコは牙を剥く

Azer1997ss.JPG
これは迫力ある小型シートですね。
アゼルバイジャンから1997年に発行された、グリム童話による「ブレーメンの音楽隊」シリーズの1枚です。
「ブレーメンの音楽隊」切手は数ヶ国から発行されていますが、やはりこのラストシーンは外せないようです。
窓から得体の知れない生き物が吼えています。
盗賊たちは慌てふためいています。
暗がりで、3匹の白い牙とひとつのくちばしが光っています。

「ん」は安心の「ん」

anshin_s.JPG
これは小型シートと言うよりも、耳紙が巨大化したシートと言うべきでしょう。
絵本などでおなじみの村上勉が原画を担当しています。
日本で2003年に発行された「安心の街」キャンペーン切手です。
最後の「ん」のところにネコがいます。

anshin_neko2.JPGanshin_cat.JPG
切手のネコ(左)とシート地のネコ(右)とは、身につけている物の色やシッポの向きなどが微妙に異なります。

ネコは狩人

Micro2000ss.JPG
小型シートで大きく見えるネコ切手、今回紹介するのはミクロネシアから2000年に発行されたものです。
色鉛筆で描かれたようなタッチがいい味を出しています。
シート地には、ネコは飼いならされたハンターで5000年以上の間ネズミを捕まえたりした、その習性は今でも残っている、というようなことが書いてあります。

ルイス・ウェインのネコ

Saotome2000ss.JPG
イギリスのイラストレータールイス・ウエイン(1860-1939)のネコの切手は以前にも取り上げました。
今回は小型シートを紹介します。
一枚の切手にこのイラストをすべて収めると小さくなってしまいます。
小型シートにして一部分だけを切手にすることで、それぞれのネコの表情が見える大きさになっています。

サントメプリンシペから2000年に発行されました。
左上に香港切手展のロゴが入っています。

ネコの四分割

Turkish1997ss.JPG
引き続き、連続図案の小型シートを紹介します。
これは1997年にトルコから発行されたもので、バン猫と呼ばれるトルコの長毛種が描かれています。
切手発行国とは無関係に可愛らしさで売ろうとしているネコ切手が多い中で、貴重な存在です。
ターキッシュバンは以前に紹介した切手ように耳の周りとシッポに色がついているのが特徴なので、この切手のネコはターキッシュバンではなさそうです。
顔のあたりだけでなく全体を四分割して切手にしてしまったところは、実際に使うことは考えてないのだなぁと思わせます。
額面と使いたい絵柄には相関関係があるようで、一番高いのが頭のあたり、一番安いのがおしりになっています。
こんな切手で手紙をもらっても嬉しくない?Turkish1997_25.JPG


<2004年9月8日補足>
耳紙にVan Kedisiと書いてあります。
英語で言う Van Kedi 。
トルコで大切に繁殖保存がされている猫種です。
全身純白のこの猫はトルコの政府組織から許可されたメンバー以外の繁殖は禁止されています。
以上、ターキッシュヴァンのブリーダーさんに教えていただきました。
生きた Van Kedi の写真はこちらで見ることができます。

ネコとトリと花と

Sierra1997ss.JPG
前回までは切手部分とシート地が別の絵柄でしたが、今回からはひとつづきになった小型シートを紹介します。
今までにも「南国の英国ネコ」「ネコは木登りをする」などで似たような構成の小型シートを載せました。
ネコだけでもかわいいけれど、その背景が見えると生き生きした感じがさらに伝わってきます。

今回の小型シートは1997年にシエラレオネから発行されたネコシリーズの1枚です。
ハチドリが花の蜜を吸っています。
それをトラネコがじーっと見ています。
切手になっているのはネコの顔のあたりだけです。
もったいなくて使えないというか、コレクションされることを狙って発行されたものです。

ネコはイヤリングをする

Camboia1999ss.JPG
前回紹介した切手と似たような組み合わせの小型シートです。
カンボジアから1999年に発行された純血種ネコ・シリーズの1枚です。
切手部分はエジプシャン・マウ。
シート地はエジプトのレリーフ画とネコの像です。
ネコ像にはイヤリングがついています。

ネコは死んでもカワイイ?

Camboia2000ss.JPG
前回に引き続き、切手の関連図案がシート地に描かれている小型シートを紹介します。
カンボジアから2000年に発行された、ネコと芸術品シリーズの中の1枚です。
切手部分のネコは現代のイエネコ。
シート地に古代エジプトの壁画とネコのミイラが描かれています。

野生のネコがイエネコになっていった起源はエジプトにあると言われています。
穀物をネズミの害から守るために飼いならされていったとか。
ネコのミイラやネコの像が作られたことから、当時、ネコは大切にされていたと考えられています。

ネコは絵本を飛び出して

Newzea1999ss.JPG
今回はシート地に切手の関連図案が描かれている小型シートを載せました。
ニュージーランドから1999年に発行されたもので、子供の健康のための寄付金がついています。
切手はニュージーランドで読まれている絵本3冊が題材になっています。
左から「Greedy Cat(食いしん坊のネコ)」「Hairy Maclary's Bone(Hairy Maclary の骨)」「A Lion in the Meadow(草地のライオン)」と書いてあります。
イラストが絵本からはみ出しているのが面白いです。
シート地では子供が絵本を読んでいます。
ちょっと判りづいらいですが、「Greedy Cat(食いしん坊のネコ)」を読んでいるようです。
ネコが買い物袋に入っていく場面が描かれています。

シャムネコと金閣寺

Cuba1997ss.JPG
小型シートは小さな切手を大きく見せ、魅力は倍増。
しかし意匠の選び方によっては、ちぐはぐな印象を残します。
今回取り上げたのは1997年にキューバから発行されました。
香港で開催された切手の催しにちなんでいると、シート地に書いてあります。
切手部分はシャムネコ、シート地には金閣寺が描かれています。
アジアの雰囲気がよく出ています、と言えないこともないですが、シャムは今でいうタイ国の旧称、金閣寺は日本、これらが香港切手展とどういう関係が…
「なんでやねん」とツッコミを入れたくなります。

1枚で3度かわいいネコ切手

Camboia2001ss.JPG
今回取り上げた小型シートは、切手にもシート地にもエジプシャン・マウが描かれています。
カンボジアから2001年に発行されました。
切手では全身が描かれているので、独特のスポット模様を見ることができます。
シート地では切手とは違う表情を見せています。
こちらを見つめる瞳がとってもステキ!
また、モノクロで全身像も描かれており、落ち着いた雰囲気を楽しむこともできます。

ネコはシート地から見つめる

Malaysia1999ss.JPG
前回まで切手にネコがいないネコシートを紹介してきました。
今回からは切手にネコがいて、シートで見るとカワイさ100倍になるネコ切手を載せていきます。
まずは迫力満点の、マレーシアから1999年に発行された「マレーシアのネコ」シリーズの小型シート2枚です。
切手部分は左から、シャム、ペルシャ、ブリティッシュショートヘア、スコティッスフォールドとなっています。

ネコの写真つき切手はネコ切手か?

honoka_b.JPGhonoka_r.JPG
切手じゃないところにネコがいるシリーズの6回目は、写真つき切手です。
若者の間で人気の「プリクラ」のようなものが切手でできないかと考案されました。
長方形の切手部分と、正方形の写真部分とで構成されています。
つながった状態で郵便物に貼ってもいいので、自分の顔写真、自分の描いた絵、自分のペットなどが切手になったような気分が味わえます。
2003年4月に目打ちタイプが、そして同年12月にシールタイプのものが発売開始になりました。

今回展示したのはシールタイプのもので、切手の意匠には「ほのか」という題名がついています。
切手商が作成したものなので、写真部分のネコは私の飼い猫ではありません。

ネコは輪になって踊る

German2003.JPG
ネコ切手じゃないけどシート地にネコがいる小型シートの5回目は、ドイツの切手です。
「子供たちのために」というキャンペーンで2003年に発行されました。
いろんな動物が輪になって踊っています。
切手になっているのはゾウとトリ。
ネコは切手の外でネズミと笑みを交わしています。

ネコは車で走る

Korea_south1996.JPG
切手の外にネコがいる小型シート、今回は韓国の漫画をとりあげました。
「コバウおじさん」という韓国で有名な新聞4コマ漫画が題材になっています。
1996年に発行された韓国のコミックシリーズの1枚です。
ネコは切手部分の左、先導車に乗っています。
最後尾を走っているのはイヌのようです。

ネコと美女

Saotomep1995ss.JPG
切手にネコがいない小型シートの3回目。前回に続いてサントメ・プリンシペ発行の小型シートです。
1995年に親子ネコの小型シートと同時に発行されました。
写真プリントそのままのような親子ネコとは対照的に、絵画的なタッチで不思議な雰囲気が漂っています。
切手になっているのは、トリと女性の目の部分です。

ネコはのびのびする

Saotomep2003ss.JPG
前回に続いて、ネコ切手ではないのにシート地にネコがいる小型シートです。
切手に描かれているのはイヌと、ボーイスカウトの祖と言われているベイデン・パウエル。
シート地には切手部分に関係なく、エジプシャン・マウがのびています。
2002年にタイで開かれたスカウトの大会を記念して発行されました。
イヌやネコはおまけです。
2003年にサントメ・プリンシペから発行されました。
アフリカにあるこの国の名前は英語風に読むとセイント・トーマス&プリンスとなります。

ネコは外から眺める

Azer2002ss.JPG
前回までネコが目立たないネコ切手だったので、今回からネコが切手には居ない小型シートを掲載します。
まずは観賞魚の連刷シート。
切手にはそれぞれの魚の名前が書いてあります。
シート地には魚を眺めるネコ。
「きれいだな」じゃなくて「おいしそうだな」と思っているのでしょうね。(笑)
アゼルバイジャンから2002年に発行されました。

暗がりに黒ネコ

Cameroon1982_d.JPGBenin2003_d.JPG
今回は小さく描かれているわけじゃないけど、ネコが見えにくい切手を載せました。
有名な絵画なのでご存知の方も多いと思います。
マネの「オランピア」です。
切手の右端、ベッドの上に黒ネコがいます。
(左)カメルーン1982年生誕150年を記念して発行。
(右)ベナン2003年発行の裸婦画6種連刷シートより。
BENINという国は元フランスの植民地だったので、フランス語式にベナンと発音します。

ネコはどこへ行った?

Hungary1973.JPG
前回に続いてネコがどこに居るのかよく判らない切手です。
ネコ切手カタログに載っていたので、どこかに居ることは間違いないのですが。(笑)
中央の青い服の女性が赤子を抱いています。
切手の右側に書いてある絵の題名にMARIAという文字があるので、近代絵画による聖母像というところでしょう。
女性が腰掛けている石段に皿がおいてあり、男性が液体を注いでいます。
そこに身を乗り出している黒い2本足がネコかな?

1973年にハンガリーから発行された、Tivadar Csontvary Kosztka という画家の絵画シリーズの1枚、とカタログには書いてありました。
ハンガリーでは日本と同様、苗字を先に名前を後に言うので、切手の左端には CSONTVARY KOSZTKA TIVADAR と書かれています。

ネコが塀の上にいるよ。へぇ~

Austria1978_d.jpg
前回に続いて、どこに描かれているのか判らないくらい小さくネコが描かれている切手を紹介します。
1978年に画家 Suitbert Lobisser 生誕100年を記念してオーストリアから発行されました。
肉眼でも見えるサイズで描かれていますが、前回のデンマーク切手のほうがネコの特徴がうまく出ています。
見つけられましたか?Austria1978_t.jpg

肉眼で見えない?ネコの切手

Denmark2001_d.JPG
前回、ネコが居ないネコ切手を取り上げたので、今回はネコは描かれているけど肉眼ではほとんど判らない切手を紹介します。
デンマークで2001年に発行されたフェリーの切手です。
4種類が発行され、すべてにネコが描かれています。
北欧切手に詳しい友人に教えてもらうまで、私も知りませんでした。
4種の中で一番見やすいものを選びましたが、上の画像では識別できません。
この写真なら見えますか?Denmark2001_t.jpg
白ネコが顔を洗っています。

ネコがいない猫切手

Simenon.JPG
ネコという文字 "LE CHAT""DE KAT" はあるのだけども、ネコそのものは描かれていない切手です。
シムノン(1903-1989)というベルギーの推理小説作家の生誕100年を記念して、ベルギーから2003年に発行された中の1枚です。
「猫」という小説が1971年に映画化されています。(日本未公開)
そのポスターが切手になっているので、主演のジャン・ギャバンとシモーヌ・シニョレが描かれています。
シムノンといえば、日本では「メグレ警視シリーズ」が有名です。
「猫」も「メグレ警視」も邦訳がでています。

吾輩はネコである

Souseki.JPG
日本の著名人でネコといったらこの方でしょう。
1999年に日本で発行された20世紀デザインシリーズ第1集の一部分です。
(左)「吾輩は猫である」初版本表紙の題字と扉絵。エジプトの神様のようなネコです。
(右)「坊ちゃん」
シート地に作家の夏目漱石(1867-1916)が描かれています。

大統領のネコ

Krinton1.JPGKrinton2.JPG
前回がアメリカ合衆国の著名人切手だったので、今回はアメリカ合衆国の著名人を描いたネコ切手を紹介します。
中央アフリカから1997年に発行されました。
当時アメリカ大統領だったクリントン氏とネコのソックスが描かれています。
9種類の切手が1枚のシートに収められており、この2枚だけがツーショット。
残り7枚はソックスだけが描かれています。
行方不明になったと言ってはニュースになり、イヌとの不仲が原因で秘書に引き取られたといっては新聞に載った、有名ネコです。

帽子をかぶったネコ

Seuss1999.JPGSeuss2004.JPG
前回に続いて、ネコが描かれている著名人切手を紹介します。
(左)アメリカ合衆国1999年発行の20世紀シリーズから。
1950年代を描いたシートから、ドクター・スース(1904-1991)の書いた児童書"The Cat in the Hat"

(右)アメリカ合衆国2004年発行。
ドクター・スース生誕100年を記念したシール式切手。
本名セオドア・スース・ゲイセルの「スース」の文字が白色になっています。
帽子をかぶったネコ以外にも、ドクター・スースが書いた絵本に登場する生き物がいろいろ描かれています。

この物語は2003年に実写で映画化されています。
「オースティン・パワーズ」のマイク・マイヤーズが主役のネコを演じています。
「ハットしてキャット」という邦題で日本でも2004年春公開予定だったのですが、諸般の事情により延期になっているらしいです。

ネコとボードレール切手

Baudelaire72.JPG
今までにもコレットチャペックなど著名人とネコが描かれている切手を紹介しました。
トラックバックがついています。こちらもごらんください。

さて、今回は詩集「悪の華」で有名なフランスの詩人ボードレール(1821-1867)の切手です。
詩よりも評論のほうが著作物は多いのですが、切手の絵柄はいくつかの詩にちなんでいるようです。
1972年にモナコから生誕150周年を記念して発行されました。

ボードレールは「Le Chat(猫)」というタイトルの詩を残しています。
それをプリントしたTシャツを数年前に書店の文学グッズフェアで購入しました。
le_chat_d.jpg

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